科学技術賞
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韓国東レ科学技術賞

韓国の化学及び材料に関わる研究や技術開発及び学問発展に多大に貢献した科学者及び工学者を選抜・褒賞することで、科学技術者としてのプライドとモチベーションを
高め、科学技術の発展に寄与して参ります。

受賞者紹介

  • 基礎分野
      南元祐碩座教授は酵素模倣体を用いた生体模倣研究を通じて、生無機化学分野における酸素化学と酵素模倣研究の発展に多大に貢献し、国内の研究レベルをトップレベルに引き上げた世界的なリーダーである。

      特に、酵素の化学反応でごく短時間しか現れない中間体の存在と模様を解明することで、酸素化酵素の化学反応において配位環境変化による中間体構造と反応性の調節が可能であることを証明し、生命現象に対する理解を深め、生体反応を模倣する人工酵素システム開発の土台を築いた。

      最近では、Late Transition Metalを用いた金属-ヨウ素種に対する研究や光反応系で起きる酸素-酸素の結合生成研究に邁進するなど、酸素化学分野において他の追随を許さないほどの研究結果を相次いで発表し、韓国科学技術のレベルと認知度向上に貢献している。

  • 応用分野
      趙吉元教授は、有機半導体の誘導自己集合分野をリードする研究者として認められ、世界初で高分子半導体の自己集合ナノワイヤーを製造するなど、国際的な研究成果を成し遂げた。

      それを通じて、電荷移動度を持つ有機トランジスターの開発が可能となり、次世代フレキシブルディスプレイなどの柔軟電子素材及び素子技術が大きく発展した。研究結果は410編の論文で発表され、合計被引用回数が19,680回、H-indexが76に達するなど、学問的に大きい波及効果をもたらし、SCIから選定する引用度上位1%の基調的な研究として評価されている。

      趙吉元教授は現在、源泉技術の研究に向け韓国科学技術情報通信部のナノ基盤ソフトエレクトロニクス研究団長として、次世代の柔軟電子素材及びフレキシブル柔軟素子の研究開発を率いっており、後学の養成にも努力を惜しまず、韓国における科学技術の発展に貢献している。