張碩福教授は有機触媒反応分野における韓国内の最高権威者であり、国際的にもトップレベルの研究者として認められている。
特に、最近発表したラクタム骨格を効率的に合成できるようにする触媒反応研究は、この約30年間の難題を解消したものであり、今後、有機合成・医薬化学・材料科学など様々な分野において重要な合成手段として使われると評価される。また、2012年から韓国の基礎科学研究院を率いながら、有機分野の合成応用分野を研究している。
張碩福教授は有機触媒反応分野で優れた成果を成し遂げたことはもちろん、後学指導などでも卓越な業績を認められ、受賞者に選定された。